はてなブログのMarkdown記法で引用をする方法
文章を書くときには欠かせない引用
文章を書くときには、必ずと言っていいほど出てくる引用。もちろん、ブログを書いていても引用する機会は多々あります。
ここでは、はてなブログのMarkdown記法でどうやって引用するか解説します。
引用のMarkdown記法
Markdownでは、">"のあとに引用文を続けるだけで引用となります。
> 引用文
また、はてなブログでも、この部分については、backquoteタグに変換されます。
出典を記載する
ただ、これだと地の文と引用部分の区別ができただけで出典の記載はできていません。
そこで、出典の記載はcssの力を借りましょう。デザインに次のようなcssの記述を追加します。
.entry-content blockquote cite { display: block; text-align: right; }
なお、cssに関しては、こちらのブログ記事を参考にしました。
あとは、引用記法内で出典をciteタグでくくれば終わりです。このとき、何らかのウェブページを出典にするときは、[URL:title]とすることではてなでは勝手に該当のウェブページのタイトルを拾ってきてくれます。
例えば、次のように夏目漱石著の「こころ」の冒頭の2文を青空文庫から引用してみましょう。
> 私はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。 <cite>[http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/773_14560.html:title]</cite>
次のような表示になります。
私はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。夏目漱石 こころ
最終行に右寄せで出典が表示されていますね。これではてなブログのmarkdown記法の場合も出典付きで分かりやすく引用ができます。